top of page
Image by steven lim

MEAT DISHES

素晴らしい肉料理こそ「メインディッシュ」と呼べるものではないでしょうか。肉料理の楽しみ方は実に広く、タンパク質の種類や調理法によって食事の重さが変わります。ここでは、次の肉料理を作る際に考慮すべきいくつかの提案をご紹介します。

鶏肉

鶏肉は非常に汎用性がありますが、一般的には軽い肉と考えられています。焼いたり、炒めたり、ソテーしたり、煮込んだり、その中間のような調理法が可能です。塩焼き鳥のように味付けが薄い場合は、白ワイン(軽めまたは重め)または赤ワイン(軽め)を合わせるとよいでしょう。揚げた鶏肉は、一般的にしっかりとした味付けがされているので、白ワインでも赤ワインでも良いのですが、軽くて明るいものを選びましょう。揚げ物に似たソテーのようなものは、油を使って調理するので、軽くて明るい白ワインや軽い赤ワインにとどめておきましょう。最後に、煮込み料理の場合は、ソースによって白ワインか赤ワインかが決まります。ソースが軽めの場合は、重めの白や軽めの赤を。Coq au Vinのようにソースが重い場合は、軽めの赤ワインを合わせてみましょう。

豚肉

豚肉も鶏肉と同様に、様々な調理法があります。しかし、一般的には軽いタンパク質と考えられているので、鶏肉料理と同じルールが適用されます。豚肉を焼いた場合は、白ワイン(ライトまたはヘビー)または赤ワイン(ライト)を試してみてください。豚肉を揚げた場合は、白ワインでも赤ワインでも構いませんが、軽くて明るいものを選びましょう。また、豚肉のソテー料理も同様です。豚肉の煮込み料理は味の幅が広いので、ソースが軽い場合は、白ワイン(軽め、重め、甘め)や軽めの赤ワインを揃えてみるといいでしょう。BBQの場合は、ソースが重く、塩味、ピリッとした辛味、甘味が強いので、ライトボディやミディアムボディの赤ワインを試してみるとよいでしょう。

牛肉

牛肉は「赤身肉の王様」です。上質な牛肉のカットには、あまり手を加える必要はありません。完璧な塩加減で炙ったステーキには、肉の重さや脂肪分に合ったミディアムボディからフルボディのワインを。また、牛肉の煮込み料理にも同じことが言えます。カルパッチョやタルタルステーキのように、ステーキを生で調理する場合は、ライトボディの白ワインを試してみるのも楽しいでしょう。

ラム肉

ラム肉も素晴らしいグリル用の肉ですが、牛肉とは異なり、素晴らしいジビエ的な性質を持っています。シラーやグルナッシュのような、素朴でコショウの効いたミディアムからフルボディの赤ワインを合わせるとよいでしょう。牛肉と同じように赤身の肉なので、軽いワインでは合わないかもしれません。

bottom of page